リーダーシップ・組織 [ダイヤモンド・オンライン] 2012年06月20日

営業ツールにも使える
初心者も万全プレゼン成功テク【第8回】リハーサルと本番の最後は、これで締める

「初心者にもすばらしいプレゼンができる!」を合言葉に、どうすれば人の関心を引く話し方ができるようになるのか、プレゼン歴20年以上の著者がプロセスを追って基礎の基礎から解説。今回は、リハーサルと本番の締めに何をしたらよいかをご紹介します。

実践編9
リハーサルの仕上げに
ブレス(息継ぎ)チェック

 これまでお話ししたことを少しずつ実践されてきた方は、自身の伝えたいことを相手にわかりやすく、聞き取りやすくお話しできるようになって来られているのではないでしょうか。

 実践編の仕上げは、「ブレス」(息継ぎ)のタイミングのチェックを行いましょう。試しに、次の文を息継ぎせず棒読でどなたかに聞いてもらってください。

「今日は晴れだが夕方から雨が降るかもしれない。しかし傘は昨日教室に忘れてきてしまったので途中のコンビニで購入しようか思案中である」

 次に、上の文で自身がブレスすべきだと思う単語の後に「/」(スラッシュ)を記入し、「/」の後は一拍おいて読んでみてください。

 いかがでしょうか? この程度の文章であれば1回、多くても2回でしょう。

 聞き手に感想を求めたら、棒読みと比較して聞きやすさが一変したという反応はありませんか? さらに、通常のブレス箇所ではなく、わざと自身が強調したい箇所の前や後にブレスを持ってくるとどうなるでしょうか?

 例えば、教室に忘れてきてことを強調したいならば、わざと「教室」という単語の前に「/」をつけて一拍おいて話してみてください。聞いている方は「教室」にかなりのインパクトを感じするはずです。

 この場合、以前ご紹介した「間」をきちんと取ることと合わせてブレスを実践することにより、聞き手に強い印象を与えることができるようになります。ただし、あまり極端すぎると、カタコトのあやしい日本語になってしまいますから、ブレスは“ここぞ”という時に使用してください。

 私は、長文を話す場合には、講師用のアンチョコ資料に「/」を記載して、できるだけ聞き手が聞きやすく、かつ印象に残るようにリハーサルの仕上げを行っています。皆さんも実践編の仕上げとして「/」を原稿に記載してみてください!


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