リーダーシップ・組織 [ダイヤモンド・オンライン] 2012年07月09日

営業ツールにも使える
初心者も万全プレゼン成功テク【第9回】個性の出る話し方ができるようになるには

「初心者にもすばらしいプレゼンができる!」を合言葉に、どうすれば人の関心を引く話し方ができるようになるのか、プレゼン歴20年以上の著者がプロセスを追って基礎の基礎から解説。今回は、個性的な話し方ができるようになるための工夫をご紹介します。

応用編1
直したほうがよい癖と
癖を生かす話し方

 誰しも癖は持っています。特に人前で話をするとなると、緊張で癖が助長され、さらに癖が目立ってしまうことが多いようです。

 私は、癖はある種その人の“個性”であり、基本的には矯正しなくてもよいと思っています。プロのアナウンサーなら別として、一般のわれわれがプレゼンを行う際、癖はむしろ自身の武器にしてしまうのが得策だと思います。

 ただし、次のようなケースは別です。

「言っていることが伝わらない話し方」(方言があまりにもきつい場合や、早口など)、「相手にマイナスの感情やイメージを与えてしまう話し方」(聞き手を指差しながら話すなど)、「その場にそぐわない身振り」などは慎むべきです。

 ところで、癖を直す場合は、どのようにしたら矯正できるでしょうか? 

  まずは自身の癖を正しく認識することから始めましょう。

 一般的には録音や録画で癖の正体を自己認識します。次に日常一緒に仕事をしたり、生活を営む方に癖が出たら即座に指摘してもらうようにします。そうすると1日の中でいかに多くの癖が無意識に出ているかがわかります。

 次の段階は“意識”です。

 周りから指摘された癖を出さないようにする意識を持つようにしましょう。そうすると、だんだんと癖が出る前に癖が出るタイミングがわかり始め、自分で“制限”や“是正”ができるようになってきます。

 ここまで来たら矯正は完了です。

 繰り返しになりますが、相手に不快感を与えたり、場にそぐわない癖はよくないと思いますが、原則的に癖はその方の個性を表すものです。まったくなくしてしまうのではなく、場面で使い分けられるような技法を会得するのが望ましいと感じます。


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