リーダーシップ・組織 [ダイヤモンド・オンライン] 2012年06月06日

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初心者も万全プレゼン成功テク【第7回】思いを効果的に伝えるには

「初心者にもすばらしいプレゼンができる!」を合言葉に、どうすれば人の関心を引く話し方ができるようになるのか、プレゼン歴20年以上の著者がプロセスを追って基礎の基礎から解説。今回は、思いを効果的に伝える方法と逆効果を生むケースをご紹介します。

実践編7
相手を見て話すことが
思いを伝えるコツ

 まずは社内で次の実験をしてみてください。

 どなたでもよいのでペアをつくり、話し手は自分の好きな食べ物について2分間、熱意を込めて話してみてください。

 その際、聞き手は相手と絶対に目を合わせないでください。さらに、相手が発信する情報に対してまったく無関心である姿勢を保ってください。2分経過しても話し手はそのまま自分の好きな食べ物の話を継続してください。聞き手は、今度は相手の目をしっかり見て話を聞き、同調できる部分については頷くなどのリアクションを取ってみてください。

 この実験が終わったら、話し手役の方から感想を聞いてみてください。おそらく次のような声が聞かれると思います。

「同じ話をしていても、相手の反応がわからないと不安になってくる」「自身の思いは伝わっていないのでは? という恐怖感や不安が襲ってくる」……。

 プレゼンテーションにおいて、話し手が聞き手の反応、特に相手の目を見てそれを確認することがいかに重要かがわかると思います。目をそらして重要なことを伝えようとしても思いは伝わりません。

 社内会議で重要事項や懸案事項を伝えている時、出席者が皆下を向いていてイライラしたり不安になった経験はあるでしょう。プレゼンテーションでもこれは起こり得ます。

 まず、プレゼンテーターの側が相手の目を見て話すことを普段から実践しなければなりません。聴講者の目を見て話すことは基本中の基本です。たとえ聴講者が500人でも10人でも、前方に座っている人の目は確認できるはずです。 

 同様に、遠くの方の目は直接見えないけれど、見えているつもりで話さなければ思いは伝わりません。どうしても相手の目を見て話すとあがってしまうという方は、相手の額や鼻の先を見ながら話すようにしてください。目で思いを伝えられるようになるとその場で多くのファンを獲得できるようになります。


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