リーダーシップ・組織 [ダイヤモンド・オンライン] 2012年05月18日

営業ツールにも使える
初心者も万全プレゼン成功テク【第5回】聞き手に長く記憶に留めてもらうための工夫あれこれ

「初心者にもすばらしいプレゼンができる!」を合言葉に、どうすれば人の関心を引く話し方ができるようになるのか、プレゼン歴20年以上の著者がプロセス を追って基礎の基礎から解説。今回は、自分の話を聞き手に長期にわたって記憶に留めてもらうためのプレゼンの工夫をご紹介します。

実践編3
「みのもんた式」は
 今や定番プレゼン手法

 みのもんたさんは、テレビに出ていない日はまずないといっていいほどの売れっ子です。バラエティから報道まで幅広くこなしていますが、今ではすっかり、朝のニュース番組のキャスターとしての活躍が定着しています。

 私もみのさんの番組を拝見していますが、基本的に朝のニュース番組はどこの局を回しても話題は同じです。テレビの報道で使用される映像やインタビューの相手は、どの局でも一緒という場合も少なくありません。

 そのなかで、私がみのさんの番組を見る理由は、他局のニュース番組と比較して残る印象が強いからです。もちろん、みのさんというキャラクターによるところもありますが、大きな要因は、ニュースの見せ方が他のニュース番組と異なっているからです。

 今でこそ、いろいろなテレビ番組で使われている方法ですが、ニュース項目を書いたボードの重要な箇所やポイントの文字の上にシールが貼られていて、司会者やコメンテーターが説明を加えながら適切なタイミング剥ぎ取る方式を多用しています。

 この方法は特に新しいものではなく、どちらかというと古典的な手法です(最近ではテロップやグラフィックイメージなど他の方法を用いる場合が多いようですが)。しかし、視聴者にはこの方式が一番わかりやすく、印象に残りやすいのだと思います。

 そこで、私もこの方式をセミナーで応用したらどうかと考えました。ただし、長時間の講演ではいちいち説明用のボードの重要な箇所にのり付けシールなど貼れません。こういう場合は、重要な箇所を“文字抜き”します(第1回 準備編2参照)。

 つまり、該当箇所の説明の番が来たら、プレゼンする講師がが白板に回答を記載すればよいのです。“書く”という行為は相手の記憶にも残りやすいですから有効な手段だと思います。さらにダメ押しで、書いた答えを聞き手に復唱させることもやってみてください。プレゼンの時は、単に情報を伝達するだけでなく、聞き手に理解してもらい、かつ必要なときにそのアイデアを活用してもらうことが目的です。だからこそ重要箇所を印象付ける手法を研究し、実践する必要があるのです。


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