2011年12月05日(月)

年間260日出張する経営者が直伝
寄り道出張の達人

【第7回】出張先の歴史に親しみ、街のこれからを考える

角田達也[イプシロンコンサルティング代表取締役社長]

出張先の歴史に親しむためにお城を見ていると、当時の社会情勢はもとより、城主の性格など、じつに多くのことがイメージとして沸いてきます。一方、街を活性化させたいという地方都市の「街おこし」の取り組みには、街のこれからを担う人々の願いが伝わってきます。

出張先で城めぐり

 日本全国出張に行くと至る所にお城があります。私は各地の城下町に出張に行く機会も多く、そんなときは行った先でお城を見ることにしています。

 戦国時代、江戸時代から開国前夜の激動の時代も乗り越えてきた城を見ていると感動がこみ上げてきます。

 なかには、あきらかに近年再建した鉄筋コンクリート3階建ての城などもありますが、とはいえ、最近の建築はかなり細部まで復元してあったり、わざと古い木材を使用していたりと、なかなか見事なものです。

 みなさんもぜひ、先人たちが血と汗を流して造ったお城を見学して、時空を超え、古の城主の思いを感じてみてはいかがでしょうか? 私が出張先で訪れたお城で印象深かったお城ベスト10は次のとおりです。もしも出張や観光でお近くに行かれる際には訪れてみてはいかがでしょうか?

【印象に残ったお城ベスト10】

■第 1位 姫路城
■第 2位 松本城
■第 3位 熊本城
■第 4位 高知城
■第 5位 名古屋城
■第 6位 仙台城
■第 7位 鶴ヶ城(会津若松城)
■第 8位 江戸城(皇居)
■第 9位 弘前城(弘前公園)
■第10位  松江城
■番外編(お城ではありませんが) 五稜郭、首里城

 これらの城は国宝、文化財であったり、桜の名所であったり、街のジョギングコースになっていたりとさまざまな形でわれわれの生活環境にとけ込んでいます。

 江戸城(皇居)のように完全に中まで入ることのできないものもありますが、公開しているならばぜひとも城中見学をお勧めします。

 注意深く見学しているとわかりますが、戦国期に建てられた城は敵からの攻撃に対する守りの仕組みがかなり強化されているのがわかります。一方、江戸後期のものは平和を象徴するように、比較的形式的な守りになっているように感じる反面、行政管理がしやすい城の構造や、城下街のつくりになっているようです。

 そのほか、防御に念には念を入れたと思われる城もありますし、かなり長い期間の篭城に耐えうるであろう造りのものもあります。こうした城を見ているとその主の性格までわかるな、と思うこともしばしばです。

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